製造部門へ集計された製造間接費の各製造指図書へ配賦

③製造部門へ集計された製造間接費の各製造指図書へ配賦

次は製造部門ごとに集計された製造間接費を製品に配賦します。

相互配賦法でごちゃごちゃしていましたが、話はまだ続きます。部門別個別原価計算は、製造間接費を正確に配賦することを目的としているのでした。補助部門費を製造部門へ配賦しただけでは目的は達成できません。というわけで、部門別計算の第3段階は、補助部門費が配賦された製造部門費を各製品に配賦する手続きになります。とはいえ話は簡単で、個別原価計算の計算手続きの時と同じく、配賦基準を決めて仕掛品勘定へ配賦するだけです。

・製造部門費の実際配賦率

  • 部門別実際配賦率
  • 当月の各製造部門費の実際発生額
  • ÷
  • 当月の各製造部門の実際配賦基準値の合計

・製造部門費の配賦額

  • 製造部門費実際配賦額
  • 部門別実際配賦率
  • ×
  • 各製造指図書の実際配賦基準値

これもどこかで見た感じです。率を求めて数値割合で配賦額が求まるというお決まりのやつです。そこまで覚える必要はありません。

製造部門費の勘定記入

配賦額が求まったら各製造指図書へ配賦する仕訳をします。仕掛品には製造部門費が来ます。

切削部門費

No.1

No.2

仕掛品

No.1

No.2

組立部門費

No.1

No.2

仕訳はこうなります。

  • (借方)
  • ×××
  • (貸方)
  • ×××
  • ×××

これで部門別個別原価計算が終了しました。