日商簿記試験の過去問を入手したい・お探しの方

日商簿記試験の過去問はネット上に公開されていません

このページに来たということは、日商簿記の過去問を探してこのページにたどり着いた方なんだろうと思いますが、結論からいうと、日商簿記の過去問は、残念ながら著作権の問題からネット上に公開されていないはずです。

ネットで探すだけ時間の浪費なので、探している時間を仕訳の一つでも覚える時間に当てたほうが賢明です。

日商簿記検定試験の試験問題は、日本商工会議所が実施している検定試験なので、試験問題の著作権は日本商工会議所が保有しています。法律の理論では著作権使用料を支払えばネット上に過去問を載せることは可能ですが、日本商工会議所が大手企業ならまだしも、無名の個人サイトに著作権使用のの許可を出すというのは考えられません。

よってこの先の商工会議所の制度はどうなるかわかりませんが、日商簿記検定試験の過去問は、ネット上に公開されていない、もしネット上に公開されていたら、それは違法アップロードの可能性が高いです。違法アップロードされた過去問をみて勉強するのは倫理的にどうかと思います。辞めたほうがいいです。

ではネット上にはないということは分かったけど、過去問を見たいという方が過去問を見るにはどうしたらいいのかというと、日商簿記の過去問題集を買うか、資格の専門学校が無料で配布しているものを入手することが現状考えられる方法になります。

資格の専門学校が無料で配布しているものを入手する

最新の過去問を無料で入手する方法はあるにはあります。それは専門学校が無料で配布しているものを入手する方法です。資格専門学校に資料請求をすると、過去の試験1回分が載った「問題・解答集」という小冊子が送られてきます。

この方法なら簿記検定試験の過去問を見るという目的は達成できますが、しかし問題の量が直前の1回分なので物足りませんし、なにより個人情報を専門学校に渡してしまうというのも、少し抵抗はあります。特に何かをされるわけでもなく、きっと大丈夫なのでしょうが、気にはなります。きっと勧誘目的で行っているのでしょう。

実際に私がかなり昔に過去問を請求したときは、勧誘の電話などは来ませんでしたが、月1回くらいの間隔で講座案内のメールが来ていました。これを気にするかどうかは個人の価値感の問題で何とも言えませんが、私なら過去問題集を購入しますね。

それでも構わない、無料で欲しいという方は、資料請求の方法を紹介しておくので参考にしてください。

資格の学校TAC

まずは資格の学校TACです。TACのサイトに行きます。検索サイトで「TAC 模範解答集 無料送付」と検索して下さい。

「模範解答集を無料送付」の項目をクリックして「解答解説冊子を請求」という緑のボタンをクリックすると「日商簿記検定本試験模範解答集請求フォーム」が出るので、必要な事項を入力し、一番下の「確認画面に進む」ボタンを押せば資料請求できます。

TACは簿記講座の資料請求と、模範解答の過去問の資料請求の場所が別になっているので、間違えて簿記講座の方を請求しないようにしてください。

資格の大原

資格の大原の入手方法です。まずは資格の大原のサイトに行きます。検索サイトで「大原 日商簿記検定 解答速報」と検索してください。

資格の大原も簿記講座の資料請求と、解答速報の資料請求の場所が別々になっているので、間違えないように。

問題・解答解説 送付サービス(無料)の下の「お申込みはこちら」の赤いボタンをクリックします。すると、「第○○回日商簿記検定試験 問題・解答集 請求フォーム」が出るので、住所などの必要な事項を入力し、一番下の「送信」ボタンをクリックすれば完了です。

書籍「日商簿記の過去問題集」を買う

資料請求をするより、一般に販売されている過去問題集を買ったほうが安心?です。ただ難点はお金が掛かるということでしょうか。

しかし資料請求のように過去1回分ではなく、書籍のほうは過去5~14回分、年二回なのでおよそ3~7年分の試験問題が載っていますし、確実に過去問が手に入るので、書籍を購入するのがおすすめです。

どの書籍がいいのかは、どの出版社のものでも載っている内容は簿記試験なので同じ内容で、ほとんど差はないので、どれでもいいと思います。

スッキリとける 日商簿記3級 過去+予想問題集 2019年度 (スッキリわかるシリーズ)

合格するための過去問題集 日商簿記3級 '20年2月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)

適当に上げておきました。