簿記用語集  か

■か
用語読み意味
買掛金かいかけきん 商品・原材料の仕入れや役務提供の支払いなど営業上から生じた未払い金。取引先に対する債務の一種
会計かいけい個人や企業などの経済活動の状況を、一定の計算方法で記録し、情報化し、利害関係者に報告する方法、または制度
会計期間かいけいきかん事業者が企業の財務状況や経営状態を把握するために一単位とする期間。通常は一年とする場合が多い。営業年度。事業年度。
貸方かしかた負債または資本の増加、利益の発生、資産の減少などを記入する帳簿や勘定の右側の欄
貸倒れかしだおれ得意先の売掛金や受取手形などの債権が、倒産等の理由により回収できなくなること。損失として扱われる。
貸倒償却かしだおれしょうきゃく受取手形、売掛金などの金銭債権について、貸し倒れになる場合を予想して、回収不能見込額を控除すること。
貸付金かしつけきん 得意先、仕入先、役員、従業員等に貸し付けたお金
仮受金かりうけきん 勘定科目が確定していない手付金や前渡金の入金があった場合、一時的に仮受金勘定を使用し、後日勘定科目が確定した場合は振替仕訳をする
借方かりかた負債または資本の減少、損失の発生、資産の増加などを記入する帳簿や勘定の左側の欄
仮払金かりばらいきん 支払いの最終的な金額がはっきりしない場合、一時的に概算で金額を支払っておくこと。後日金額が確定した時には、該当する勘定科目に振り替えて修正します
為替手形かわせてがた名宛人が受取人に手形金額の支払いを委託する手形の一種
勘定かんじょう 簿記の記録、計算を行う単位。簿記では、資産・負債・資本・収益・費用の5つの勘定がある。
勘定科目かんじょうかもく 勘定をさらに細分化し、分類し、つけられた名称
勘定口座かんじょうこうざ借方・貸方に分けて計算・記録をする帳簿上の記入場所
期首きしゅ 会計年度または事業年度などの、定められた利益計算期間の初め
期中きちゅう 会計年度または事業年度などの、定められた利益計算期間のあいだ
期末きまつ 会計年度または事業年度などの、定められた利益計算期間の終わり
繰延べくりのべ取引の決済を、次期の会計期間に延期すること。 翌期の取引として計上する。
繰延資産くりのべしさんすでに対価の支払いが完了し、または支払義務が確定し、これに対する対応する役務の提供も受けたにもかかわらず、その効果が将来にわたって発現するものと期待される費用。資産として数会計期間繰り延べ処理を認められた費用。
経常利益けいじょうりえき企業の日常的な経営活動による儲けのこと。会社の経常的な収益力を示す。営業利益に営業外損益を加えたもの。
決済けっさい売買代金の受け渡しによって商品売買取引を済ませること。
決算けっさん利害関係者へ報告する際に使用する、財務書類を作成する為の、一連の処理・手続き。帳簿を締め切り経営成績と財政状態を明らかにする。
原価げんか経営活動に対して用いられた、物やサービス(役務)を、支出額によって測定し、単位当たりに計算したコスト。元値。
減価償却げんかしょうきゃく固定資産の取得原価を、時間の経過に伴う価値の減少分を、耐用年数期間にわたって費用化すること。計算方法には、定額法、定率法、生産高比例法、級数法などがある。
減価償却累計額げんかしょうきゃくるいけいがく 減価償却費を固定資産から直接差引かずに累積させる時に使用する勘定科目
原価法げんかほう 会計期末の棚卸資産を取得原価をもって帳簿価額のまま評価額とする方法。
現金出納帳げんきんすいとうちょう補助簿のひとつで、現金の収支を記録する帳簿。
小切手こぎって 銀行に当座預金口座のある者が、金額など必要事項を記入して、額面の金額を支払うことを銀行に委託し、現金の代わりとして支払いにあてる有価証券。
小口現金こぐちげんきん 事務用品や切手など、金額の少ない支払いに備えて、手許に保管しておく現金のこと
固定資産こていしさん1年以上長期にわたって所有または使用する資産のこと。固定資産は、有形固定資産、無形固定資産、投資その他の資産に分類される。
固定資産売却益こていしさんばいきゃくえき 建物、機械装置、土地などの有形固定資産を、帳簿残高より高値で売却した時に生ずる利益のこと。

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